文:Tom Krazit(CNET News.com)
翻訳校正:編集部
2008/09/20 09:08
Appleが北米および日本で販売している「iPhone 3G」に付属されているUSB電源アダプタの自主回収を発表した。故障の可能性があるという。
Appleは米国時間9月19日、「Apple Ultracompact USB Power Adapter Exchange Program」(Apple超コンパクトUSB電源アダプタ交換プログラム)を発表した。同プログラムは、米国、カナダ、メキシコ、日本、中南米諸国で販売された iPhone 3Gが対象となっている。Appleは、これら地域でiPhone 3GにUSBの電源アダプタを付属させて販売している。同社は、この電源アダプタの先端の金属部分がはずれ、コンセントの内部に残る可能性があるという報告を受けていた。上記以外の国で販売されているiPhone 3G用のUSB電源アダプタと初代iPhoneの電源アダプタは、今回の自主回収対象に含まれていない。
※電源アダプタに緑色の点がついている場合、新設計されたモデルであるため安全だという。
これまでに事故やけがなどの報告はないが、Appleは新設計のアダプタを手に入れるまで、これらアダプタの使用を即座に中止するよう、ユーザーに呼びかけている。アダプタに緑色の点がついている場合、それは新設計の電源アダプタで、問題ないという。緑の点がない場合、交換する必要がある。
2008年10月10日より各地域のApple Storeで電源アダプタを交換することができ、Appleのウェブサイトからも申し込むことができる。
アイシェア rTYPE リサーチ
2008/09/19 15:29
ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアは同社が提供するサービス会員をパネラーとする、動画共有サイトとテレビ連携に関する意識調査を行った。
■動画共有サイトに求める改善点は「画質」「回線速度」「画面サイズ」
動画共有サイトの利用経験を聞いたところ、利用者は全体の86.4%にのぼり、インターネットユーザーに定着したサービスであることが伺える。
この一般的となった動画共有サイトに求める改善点を、利用経験者に聞いたところ、最も改善を求めるのは「画質(55.4%)」という結果になった。以下、「回線速度(38.2%)」、「画面サイズ(37.8%)」、「著作権に抵触した動画の削除(17.2%)」と続く。
動画の高画質化については、海外動画共有サイトが対応を始め、国内でもeyeVioが提供を開始したHD動画配信がある。このHD動画を視聴したことがあるか聞いたところ、視聴経験率は14.0%と低い結果となった。高画質化を求める声は大きいが、HD動画の認知度はまだ低い。
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文:Marguerite Reardon(CNET News.com)
翻訳校正:編集部
2008/09/18 15:13
CrunchGearのブログ投稿によると、近々発表される予定となっている、Googleの「Android」を初めて搭載した携帯電話の価格は2年契約で200ドルになるという。
CrunchGearのブログによると、「内部事情に詳しい人物」が200ドルという価格を認めたという。この価格は、AT&Tがコストを一部負担するかたちで「iPhone 3G」を199ドルで販売していることを考えれば妥当である。とは言うものの、200ドルという価格はわれわれが予想していたよりも50ドル高い。以前は、2年契約で150ドル、契約を結ばない場合には399ドルと伝えられていた。
「HTC Dream」は、GoogleのオープンソースOSであるAndroidを搭載した初めての携帯電話となる予定だ。そして、この新携帯電話を提供する最初の携帯電話事業者はT-Mobile USAとなるものとみられており、同社は米国時間9月23日にこの件について発表するものと見込まれている。Androidの発売が近付くにつれて、さらなるうわさや詳細が伝わってくるものと予想されるため、注意しておいてほしい。
iPhoneは脆弱性を抱えているが、現在のところAppleはまだ修正を施していない。ユーザーはできるだけiPhoneのセキュリティを高める手だてを講じておいた方がいいだろう。
文:Ryan Naraine(Special to ZDNet.com)
翻訳校正:石橋啓一郎 2008年9月7日 23時30分
iPhoneには脆弱性がある。その一部は非常に深刻なものだった。Appleは脆弱性を修正するのに長い時間をかけることも時々ある。
これらのセキュリティの問題は、iPhoneの売れ行きも利用も減速させていないため、自分のiPhoneが無くなったり盗まれたりした場合のことを考え、セキュリティを強化するための余分の手を打っておいた方がいいだろう。
WiredのHOW-TWO WIKIでは、iPhoneのセキュリティに関する有効な手引きが提供されている。
1. パスコードによる保護を有効にする
2. SIM PIN保護を有効にする
3. オートロックを有効にする
4. ホームボタンを再配置する
5. パスワード保存アプリケーションを使う
Webマーケティングガイド
2008/09/04 08:00
Webマーケティングガイドでは、モバイルインターネット調査会社のネットエイジアと共同のもと、「顔ちぇき!」などに代表されるジェネレータコンテンツに関する調査を行った。
前回のジェネレータコンテンツに関する調査では、ジェネレータコンテンツの利用経験率は30%を超え、男性に比べ女性の利用率が高いことがわかった。また、ジェネレータコンテンツの認知経路としては「友人・知人からの紹介」が中心となっていることも明らかとなった。今回のジェネレータコンテンツに関する調査では、ジェネレータコンテンツの利用が企業やサービスのイメージや利用にどのような影響をもたらしたのかについて調査を行った。
≪調査結果サマリー≫
* コンテンツ提供企業の認知率はわずか11.1%。
* 提供企業の認知率は、男性に比べ女性の方が高い。
* コンテンツ利用時の不満は、「写真撮影」「メールアドレスの登録」「メルマガが送られてくること」。
* ジェネレータコンテンツによる興味喚起率は32.0%。商品購入にも15.6%のユーザーが影響を受けたと回答。
調査対象者は、15歳〜49歳のモバイルユーザー345人。男女比は、男性:48.7%、女性:51.3%。キャリア比はDocomo:52.2%、EZweb:36.8%、Softbank:11.0%である。
【Q1-1】コンテンツ提供企業の認知率
Q1では、利用したジェネレータコンテンツがどのような企業から提供されているかを覚えているかどうかを尋ねた。その結果、「覚えている」と回答したユーザーは2.8%、「何となく覚えている」が8.3%となり、約90%のユーザーは提供先の企業を覚えていないことがわかった。もし、キャンペーンの目的がメールアドレスなどのユーザー情報の取得ではなく、認知率の向上やイメージ醸成である場合は、コンテンツ自体の内容やコンテンツ利用後の導線設計などにも考慮する必要があるだろう。
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