2008/10/24
主婦向け携帯サイト「ママスタジアム」を運営するインタースペースは24 日、インタースパイアが展開するモバイル広告ネットワーク「クチモバ」に参加すると発表した。クチモバが多く抱える女性関連の動画広告をママスタジアム TOPページに掲載することで、「より有益な情報をユーザーに提供できるようになる」(インタースペース)としている。
モバイル広告ネットワーク「クチモバ」の仕組み(出典:インタースパイアホームページ)
「クチモバ」は、数十万人〜数百万人のユーザーを持ち、30媒体以上の大手優良モバイルメディアをネットワーク化したモバイル広告サービス。 mixiモバイル、ポケットはてな、GREEモバイル/au one GREE、ECナビ mobile、お財布.comなどが参画している。
広告主企業のニーズに応じて、クチモバ参加サイトにクライアントキャンペーンページを掲載。
クライアントキャンペーンページでは、動画広告やゲーム広告、待ち受けFLASH広告などをダウンロードできるほか、クライアントのオフィシャルサイトへユーザーを誘導したり、ユーザーが友人にメールやブログでキャンペーンページURLを告知できる機能も備えている。
すでに大手ナショナルクライアント、音楽レーベルのプロモーションに広く活用され、「多くのコンシューマー商材の販促に利用されている」(インタースパイア)という。
今回、クチモバに参加することになった「ママスタジアム」は、クチコミ病院情報など主婦同士のコミュニケーションが行われる主婦向け携帯サイト(PC版もあるがクチモバ参加は携帯のみ)。
同サイトを運営するインタースペースは、「クチモバが多く抱える女性関連の動画広告をTOPページに常に新鮮な状態で掲載。コンテンツとして有益な情報をユーザーに提供できるようになるため、より一層の広告効果の向上が見込める」としている。
株式会社アップデイト
2008/10/23 11:45
[ 株式会社アップデイトのプレスリリース ]
株式会社アップデイト(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田川悟郎)内に設置しているMMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は「携帯写真画像に関する利用実態調査」を実施致しました。10月3日から10月14日まで、有限会社ファインシードが運営する“エムペ”など、計10社、11携帯サイトの協力を受けて実施したもので、有効回答数は2532人。
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携帯電話のカメラ機能利用経験者2,488人に、携帯写真画像をSNS・ブログに掲載したことがあるかを調査したところ、男性では「掲載したことがある」が51.4%、女性では66.8%という結果となった。
また、掲載したことのある1,573人にどのような写真をSNS・ブログに掲載したことがあるかを調査したところ、男性では「人物」「風景」が6割以上、「動物」が3割以上という結果となった。女性では「風景」が7割、「人物」「動物」が5割、「料理」が4割、という結果となった。
携帯写真画像をSNS・ブログ等の掲載経験者を対象に携帯写真画像を掲載した理由を調査したところ、「記録として」が最も多く、男性では40.3%、女性では53.2%、次いで「日記を装飾するため」が男女共に3割という結果となった。
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株式会社日経BPコンサルティング
2008/10/22 10:00
[ 株式会社日経BPコンサルティングのプレスリリース ]
——「電子マネー&おサイフケータイ利用実態調査2009」より——
日経BPコンサルティング調べ
日経BPコンサルティング(東京都港区、樫村弘幸社長 リンク)はこのほど、「電子マネー&おサイフケータイ利用実態調査2009」(リンク)の結果をまとめた。2007年に調査を開始して以来3度目となる今回は、フェリカ(Felica)を採用した電子マネーやその他のサービスについて、所有(登録)率や利用頻度、利用満足度、電子マネーサービスの場合は月平均利用額などを調査し、その利用実態に迫った。
◆調査項目一覧:リンク
3人に2人がフェリカによるサービスを所有(登録)、おサイフケータイ利用者は16.7%
2007年には、交通系電子マネー「PASMO」や2大流通グループによる電子マネー「nanaco」(セブン&アイホールディングス)と「WAON」(イオン)が発行され、この1年で電子マネー市場はさらに拡大した。
本調査結果によると、67.4%がフェリカによるカード型サービスを所有しており、おサイフケータイによるサービス登録者は16.7%だった。また、 67.5%の人がカード型かおサイフケータイのサービスを少なくともひとつは所有(登録)していることになる。昨年のシェア51.6%から3割の増加である。
最も所有(登録)率が高い性年代は男性の35〜44歳
性年代別の所有(登録)率では、全体的に男性のほうが高い(図2)。カード型で最も所有率が高いのは男性40〜44歳の層で85.0%、続いて男性35〜40歳の層が84.0%といずれも8割以上の人が所有している。おサイフケータイの登録率でも1位が男性35〜39歳(38.5%)、2位は男性40〜44歳(31.5%)で他の層よりも圧倒的に高い。30 代後半から40代前半のビジネスパーソンがメインターゲットとして浮かびあがる。
最も所有(登録)率が高いサービスは「Edy」
サービス別の所有率についてカード型とおサイフケータイに分けて聞いたところ、カード型の1位は「Edy」(27.6%)であり、昨年1位の「Suica」(25.3%)を上回った(図3)。ただし、「Suica」と相互利用可能な3位の「PASMO」(13.8%)を合計すると39.1%で1位の「Edy」を11.5ポイント上回る。
おサイフケータイの1位も「Edy」で、おサイフケータイ利用者の78.2%が「Edy」を登録している(図4)。
(中村由佳=日経BPコンサルティング コンサルタント)
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文:Stephen Shankland(CNET News.com)
翻訳校正:編集部
2008/10/22 13:17
Googleは、オープンソースのプロジェクト「Gears」プロジェクトをアップデートし、ウェブサイトがGears対応ウェブブラウザ内で位置情報サービスを利用可能にした。
携帯電話のアンテナ塔から発信される信号などを利用するこの「Gears Geolocation API」は当初、携帯電話ユーザーがGPS技術がなくても自分の大まかな位置を把握できるようにするために開発された。今回のアップデートで、Wi-Fi ネットワークの信号を使った位置確認に対応し、ノートPCユーザーも、多くの主要都市内で、およそ200mの範囲内で自分の位置を把握可能になった。
これにより、ユーザーの現在地を表示することにより何らかのメリットがあるウェブサイト(大半はマッピング関係のサイト)は、無線ネットワーク信号が利用可能である限り、さらなるパーソナライズが可能になる。Googleは、Gearsを使ってウェブアプリケーションを発展させようとしているが、まだGearsをインストールしているユーザーはごく一部である。
また、プログラマーは、サービスを提供するAPIがどれかを把握する必要はない。GoogleモバイルチームのプロダクトマネージャーであるCharles Wiles氏は米国時間10月21日、Google Code Blogへの投稿で、「開発者にとっては、Geolocation APIはデスクトップ用ブラウザでもモバイル用ブラウザでも同じなので、両方のプラットフォームに全く同じコードを使用することも可能だ」と述べている。
Gearsは、「Firefox」「Internet Explorer(IE)」「Google Chrome」「Safari」の機能を強化するための機能拡張だ。しかし、ブラウザに地理情報を組み込む手段はほかにもある。
Mozillaは2週間前、「Geode」と呼ばれるFirefox用プラグインをリリースした。同プラグインは、Skyhook Wirelessが提供するWi-Fi技術を使ってユーザーの現在地を特定する。Geodeは、Firefox 3.1にも組み込まれており、いずれはGPSやおそらくGearsなど、ほかの手段を使って位置情報を把握することも可能になるだろう。
ウェブサイトと位置情報を共有するとなると、当然、プライバシーに対する懸念が生じるが、MozillaのFirefox用拡張機能と同様に、それらのサイトは明示的な情報を取得しなければならない。
「Gearsは、ウェブサイトが最初にユーザーの位置情報にアクセスしようとする時に必ずユーザーに通知するので、ユーザー自身がそれを許可するか拒絶するかを選択できる」(Wiles氏)
FujiSankei Business i.
2008/10/10 10:54
レジ前で財布やバッグを広げて、ポイントカードや会員証を探したけれど、みつからず、使えなかった−。利用者のそんな不便さを解消しようと、NTTコミュニケーションズが、すぐに枚数が増え、かさばってしまうポイントカードを携帯電話一つにまとめられるシステム「ぎゃざポ」を開発、来年2月から家電量販大手のビックカメラなど3社と組んで、首都圏で実証実験に乗りだす。携帯がポイントカード代わりになると、偽造や変造ができなくなるだけでなく、省資源にも役立つ。
携帯電話の会員カードにポイントを書き込む実演 携帯電話の会員カードにポイントを書き込む実演
システムはNTTコムが開発した、メモリーに複数事業者の情報を効率的に安全に蓄積できる認証・暗号化技術「キー・シャトル」を利用した。会員は、携帯向けインターネットサービス「iモード」で専用アプリケーションソフトをダウンロードしたNTTドコモ製の携帯電話を、店舗にある専用の装置へかざすだけで、携帯電話の中にポイントや会員情報を保存できる。これまでのように、店舗ごとに専用のアプリケーションソフトをダウンロードする必要がないので、顔写真が付いたポイントカードであれば、1台の端末に100枚分の情報を蓄積できる。希望すると、店舗のキャンペーン情報なども入手できる。会員の個人情報はNTTコムのサーバーで管理する。
実証実験はビックカメラの有楽町店、ノジマのトレッサ横浜店、ランシステムのネットカフェ「スペースクリエイト自遊空間」のBIGBOX高田馬場店の3カ所で来年6月まで実施し、商用化の可能性を探る。